間違い

今日、何ができるのかという不安感と焦り。

こんな文章誰も読んでくれない。という努力ができない言い訳。

毎日勉強できていたはずの机で、何もできないと嘆く自分。

きっと自分は人よりも異常な不安感を持っているのだと思う。

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こんな考えは全て弱者の思考でしかない。 こんな考えでは生きていけない。

全ての強者こそ正義で、周りを蹴落とすものだと思っていた。

思っていても忘れていた。それは過去の自分だった。

毒親だと思い込み、調停を行おうとしていた自分がいた。

けれどもそれは、弱者の思考でしかなかった。

勉強ができなくなってしまった自分は、全てに考え込むようになっていった。

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自分がこんな弱者なのには理由があるとも思っていた。理由はあるけれど。

けれども、それは自分の言い訳と恥に過ぎなかった。

毒親だと思い込んでいた親は、毒親ではなく、どこまでも優しく親不孝な親だった。

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きっとこんな思考を持っている自分には生きる価値がないだろう。

それでも、両親と今まで関わってきた人たちに感謝をしなければならない。

そして自分は文章でこの思いを伝えるべきなのだと思う。

何故なら、中学3年の時に、家族のことについて書いた、少年の主張で、県大会で受賞させてもらったから。

これは、場面緘黙であった自分の役目でもあると思う。

だから僕は、人の心に響くような、小説を誰かに届けたい。

2024/08/05 07:47
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