後悔と恥

「自分は成人しているのにまともな人間になれない。」

自分は最低な人間だ。

人に恩を返すことができない。

普通成人していたらできるはずのことができない。

周りに迷惑ばかりかけてしまうし、空気の読めない発言をして、それを取り繕うこともできない。

特に家族に対して、恨みを持っていると同時に、それ以上の後悔と感謝を持つべきだと思った。

この家族のことの関しても今までは、身勝手な被害者感情を抱き、理不尽な言動や、言い訳ばっかをしてしまっていた。

謝っても謝り切れない、取り返しのつかない最低なことをしてきたと思う。

けれど、それは行動で感謝を伝えるべきなのだと思った。

小中から記憶力がある方だと思っていた。勉強を続けるのは好きで、

ただ家の環境に対する怒りが少しあった。

そこから言い訳にしていた自分の弱さや精神の脆さもあったのだと思うが、受験の第一志望に落ちてしまった。

第二志望の高校に入ることが、完璧主義の自分にとってプライドが許せない事だった。

そのことが皮肉で自分は、勉強をするのが嫌になってしまった。

これも自分の弱さでしかない。行動することができなくなり、考えることに全ての労力を割くようになり、自分の人生は更に堕落していった。

自分は今まで被害者だと言い訳をしてきた。このせいで親をも言い訳の材料にし、本当に人間として最低なことをしてしまったと思う。

普通は本当に相手が正しいのか、一般的に考えれなくても、常識に戻って考えれると思う。

けれど自分の場合は、過去に喋れなかった経験から、

これも本当に言い訳でしかないが、

気を遣ったり、相手の立場になって考えるのが今まで、できなかったのだと思う。

自分の人生は間違いの連続だと思っている。

何らかのその時々の言い訳があるのだが、その時々にそれを発散できずにため込んでしまっている。

こういう思いが溜まっていった結果、両親に当たってしまった。

多分親はそれすらも理解してくれていたのと同時に、自分に対する恨みもあると思う。

本当に一生かかっても、謝り切れないし、感謝しきれないそんな存在だと思っている。

努力するしか親を報いる方法はないと思う。

2024/08/05 08:12
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